ビジネスシーンでわりと頻繁に登場する「コンセンサス(consensus)」には「複数の人による合意」という意味がある。
ポイントは、単なる「合意」ではなく「複数人による」というところと、「合意」といっても「完全に同意する」ほどの強い意味合いではなく、「大体の方向性に納得する」ぐらいの「ある程度の意志の統一」程度の意味合いであるというところ。
例えば、「某社への営業方針に部内のコンセンサスが得られた」と言えば、「その営業方針に対してほぼすべての部員が納得した」というような意味になる。完全には納得していない部員がいないでもないが、部としておおむね意思統一が図れているという状況になる。
もう1つ、コンセンサスには「根回し」というような意味合いがある。例えば「会議の前に、宣伝部のコンセンサスを取ってきてくれ」と言われれば、会議をつつがなく進行するために、事前に議題となることを宣伝部にある程度説明しておいて大体の同意を得ておく、つまり「根回ししておく」という意味になる。
上司から「コンセンサスを取ってきて!」と言われて、あわててコンセントを探してテーブルタップを持ってきたりしないように……。
文:二瓶 朗 絵:室木おすし
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