マーケティング用語の「チャネル」とは、販売活動における消費者との「接点」や「ルート」のこと。例えば、消費者が実店舗で何かを購入したり、ネットのECサイトで購入したりすることが代表的な販売・購買「チャネル」だ。ほかにも、チラシやカタログ、口コミを経由して購入したりするような場合には、SNSも「チャネル」と言える。そして、ある商品を消費者が様々なチャネルで購入できるようにする販売戦略が「マルチチャネル」で、それぞれのチャネルの関連性をより強固にし、在庫管理や顧客管理といったバックエンド部分とも連携するのが「クロスチャネル」戦略だ。そして、チャネルどうしの関連性を更に強め、例えばネットで購入した商品を店頭で受け取れるようにしたり、店頭で商品が品切れていたらその場で店員がモバイル端末から商品を手配して購入者の自宅まで配送したりできるような”お客様中心“の販売戦略を「オムニチャネル」という。
「オムニ」は「すべて」「あまねく」というような意味。チャネルの違いを消費者に意識させることなく、いつでもどこでも同じ商品を購入できる機会を与えることこそが「オムニチャネル」戦略だ。「オムニ」が聞き慣れない言葉だが、仮に「オモニ」と一字違うと、韓国語でお母さんの意味になるので言い間違いには要注意だ…。
文:二瓶 朗 絵:室木おすし
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